製品情報

新分野:銀ナノ粒子分散(抗菌・消臭・抗カビ)マスターバッチ

ナノファス 製品紹介

マスターバッチ製造の段階で熱可塑性樹脂に金属粒子を均一分散させているので、お客様がご利用する際には特殊な成形設備を必要とせず、押出し成形、インフレーション成形、射出成形等の各種加熱成形手法に適用可能です。

高い抗菌機能を持つマスターバッチ材料

銀をナノサイズにすることで比表面積が飛躍的に増大するため、銀がもつ抗菌機能を低含有量で効率良く発現させることが可能となりました。

熱可塑性樹脂への適用が可能

ポリエチレン、ポリプロピレンを始めとする熱可塑性樹脂への適用が可能です。
(※但し、各樹脂物性により性能に差異が生じるケースがあります)

特殊な成形設備は不要です

一般的な押出し成形、インフレーション成形、射出成形等の各種加熱成形手法に適用が可能です。

ナノファスの基本性能
抗菌性
ナノファスは多くの細菌に対して抗菌効果があります。
● 抗菌性試験
試験方法: JIS L 1902 菌液吸収法適用
試験サンプル: ナノファス0.2wt%含有PP不織布
試験機関: 一般財団法人 日本繊維製品品質技術センター、一般財団法人 カケンテストセンター
試験菌株 静菌活性値 殺菌活性値
Staphylococcus aureus 黄色ぶどう球菌 ≧5.8 ≧3.0
Escherichia coli 大腸菌 ≧6.0 ≧3.0
Escherichia coli O157:H7 大腸菌(O157:H7) ≧6.3 ≧3.3
Escherichia coli O111:HNM 大腸菌(O111:HNM) ≧6.0 ≧3.4
Klebsiella pneumoniae 肺炎かん菌 ≧6.6 ≧2.8
"Methicillin resistant
Staphylococcus aureus"
MRSA ≧5.6 ≧3.2
Pseudomonas aeruginosa 緑膿菌 ≧5.5 ≧3.1
Vibrio parahaemolyticus 腸炎ビブリオ 4.1 1.8
Salmonella enterica サルモネラ菌 ≧5.8 ≧2.9
Serratia marcescens セラチア菌 >5.8 >3.1
Proteus mirabilis プロテウス菌 3.4 2.5
Enterococcus faecalis エンテロコッカス菌 5.0 2.7
Bacillus cereus セレウス菌 >4.5 >2.8
Micrococcus luteus ミクロコッカス菌 3.4 2.2
(社)繊維評価技術協議会基準:
静菌活性値≧2.2
殺菌活性値≧0


消臭性
ナノファスは悪臭をすばやく消臭します。
● 消臭速度比較試験
試験方法: 悪臭成分(メチルメルカプタン)2ppmを充填した500mlガラス瓶にナノファス不織布と活性炭シートをそれぞれ2.5g投入し、消臭速度を比較測定
抗カビ性
ナノファスは多くのカビに対して抗カビ効果があります。
● 抗カビ性試験
試験方法: (社)繊維評価技術協議会が定める抗カビ性定量試験法
試験サンプル: ナノファス0.2wt%含有PP不織布
試験機関: 一般財団法人 日本繊維製品品質技術センター
試験菌株 抗カビ活性値
Aspergillus niger クロコウジカビ 4.7
Penicillium citrinum アオカビ 4.3
Cladosporium cladosporioides クロカビ 4.7
Trichophyton mentagrophytes 白癬菌 4.5
(社)繊維評価技術協議会基準: 抗カビ活性値≧2.0
● 最小発育阻止濃度(MIC)
試験方法: MICペプトン法
試験機関:(株)衛生微生物研究センター、(社)京都微生物研究所
試験菌株 和名 MIC(ppm) 備考
Cladosporium cladosporioides クロカビ 31.3  
Penicillium citrinum アオカビ 62.5  
Penicillium funiculosum アオカビ 62.5  
Alternaria alternata スズカビ 125  
Eurotium tonophilum Ohtsuki カワキコウジカビ 250  
Aureobasidium pullulans 黒色酵母様菌 125  
Rhizopus oryzae クモノスカビ 62.5  
Chaetomium globosum ケタマカビ 31.3  
Fusarium moniliforme アカカビ 62.5  
Trichophyton mentagrophytes 毛瘡菌 15.6 白癬菌属
Aspergillus niger クロコウジカビ 125 麹かび病の病原菌
Trichothecium roseum 250 ばら色かび病の病原菌
Monilinia fructicola 62.5 灰星病の病原菌
Rhizopus stolonifer クモノスカビ 250 黒かび病の病原菌
Botrytis cinerea Persoon ハイイロカビ 250 灰色かび病の病原菌
Sclerotium rolfsii Curzi 125 白絹病の病原菌
MIC(minimum inhibitory concentration)
微生物の視認できる発育を阻止する抗微生物物質の最小濃度。
この値が小さいほど低濃度で微生物の発育を阻止することができます。
● 抗カビフィールド試験
イチゴの鮮度保持試験
不織布で包み22℃-60%RH環境下に保管
三角コーナーのカビ試験
三角コーナーに不織布をかぶせ室温に保管
   
安全性
ナノファスは公的専門試験機関にて各種安全性が確認されています。
試験項目 試験結果 試験機関
急性経口毒性試験 LD50≧2,000mg (財)日本食品分析センター
第 508090787-001 号
変異原性試験 陰性 (株)ビー・エム・エル
第 12996 号
皮膚一次刺激性試験 弱い刺激性
P.I.I.=1.3, 0.9
(財)日本食品分析センター
第 508090787-003 号
お問い合わせ

東罐マテリアル・テクノロジー(株) TEL:06-6456-0016   お問合わせフォーム


ナノファス 技術紹介

ナノファスは東洋製罐グループが独自に開発した、プラスチック樹脂中に金属ナノ粒子を均一分散させた新規機能性材料です。
ナノファスは押出機内でナノサイズの金属粒子を形成します。
ナノファスは金属ナノ粒子特有の吸収波長(プラズモン吸収※)による発色があります。
※光の共鳴現象、古くはステンドグラスの色彩の起源
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